angel
空から舞い降りたか
神様からのプレゼントか
どちらにしても
君は天使のような存在だ
見てくれなんてどうだっていい
優しく包み込んでくれるような
その暖かさ
僕は甘えてしまう
君が僕のことをどう想ってるのか
聞きたいけど聞けなくて
恋愛なんて簡単に思えた
絆という難しい問題
でもきっとそんなことを考えてるだけ無駄なんだ
証明も計算もできない
答えなんてない
君と僕が
その絆だけが
僕たちの中にあればいい
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月が堕ちてきた日
君は何処からかやってきた
大きな大きな丸を背負って
照らしてくれる何かを探して
君はどこから来たの？
上を指す
空から降ってきたの？
夜から来たんだ
僕にはその時
君と何かが繋がるのを感じた
てくてくと歩き出す
僕は見送る
追いかけることもできたけど
そうしなかったのは
君が望まないと思ったから
二度とあんな出会いはないだろう
二度とあんな瞬間は訪れないだろう
一生に一度の月という君
1週間
1週間のうち
君と会えるのは5日間
ときたま+α
こんな日常が
崩れる時なんて
考えてもみなかった
でもいつか離れるときは来て
1週間のうち
君と会えるのは0日間
1ヶ月のうち
君と会えるのは1日間
そんな日々も訪れるかもしれない
だけど怖くはないんだ
寂しいけど
怖いことは何もない
だって君だから
だって僕だから
時計
キミがくれたこの時計が
時を刻む
ボクの時は進み
キミの時は止まったまま
この時計ほど
恨めしいものがない
どうしてキミはあの時
ボクの手を取ったのか
どうして出会ってしまったのか
茜空の下で
雨空の下で
青空の下で
ボクとキミは
幾度と笑い 泣いた
そして約束したんだ
この時計に誓って
なのにキミは
こんなにも早く約束を破ってしまった
あの笑顔も
あの声も
今はもう止まったまま
orange
染まる僕らは
どこまでも行ける気がした
青春という名の時を
駆け抜けていく
共に
笑いながら 涙しながら
世間で言われているほど
鮮やかなものではない
決して華やかなものでもない
ただただ
同じ時を過ごす僕ら
それだけで
たくさんの感情が溢れてくる
溢れた感情は
目には見えないが
確かに僕らの周りに転がっていて
欠片となって
時に僕らを傷つける
オレンジが欠片を溶かすまで
一緒にいよう
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