one - half

どうしても

どうしても

どうしても


見つからなくて


誰に助けを求めていいのか

何処に逃げればいいのか


手を伸ばしても

見廻しても

何も　何も

好き

多分、ものすごく


でもそれはきっと

切なさとは関係なくて


" 特別 " だと思ってる

" 特別 " で在りたい


お互いに大切な人ができても

ここは変わらないでいたい


好き、

これから

何年　何十年

君は笑顔を作り続けるのだろうか


君の笑顔は

どこか寂しげで

どこか悲しげで


ふ、と我に帰る瞬間に

見せる辛そうな素顔


ねぇ

教えてよ

嘘くさい笑顔なんていらないから

君の本当の気持ちを


ねぇ

君が私に頼らないという事実　と





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　君が心に抱える理由

さよなら


さよなら


ごめんなさい

でも時間は戻らないから


さようなら


さようなら


さよ・・・

青かった頃は終わり

蒼い季節が来た


ぼくらの春は

終わりを告げた