one - half

はっきりしなかった夢が

形を成してくる


きっとそれは

僕の中で大きな事件


同じものは

ひとつとして存在しない

オリジナルな自分が

今　ここにいる

一歩踏み出したら

もう　その線より前には

戻れない


幾度と道に迷い

ここへ戻ってきても

その線は越えられない


流れ出した夢

動き出した夢


もう　後戻りは出来ない

本当にやりたいことがなんなのか

模索途中の私


あれもいい

これもいい

だけど

何でもいいわけじゃない


頬を伝う涙に

未来はあるのだろうか

僕は僕に聞いた

" それは本当にやりたいことか " と


知らず知らずのうちに

流されていた自分

それがすごく嫌で

気付けなかった自分が

許せなくて


" お前はいつから自分を見失った ？ "


涙する時もある

だけどそれは闘っている証だから


僕は

僕のために

悩むことは

恥ずかしいことじゃないさ

適当なことこそ

恥ずべきこと


自分を知ろうとするのは

恥ずかしいことじゃないさ

自分知らないことこそ

恥ずべきこと


夢を語るなら

それからだ

下を見るな

上を見ろ


後ろを見るな

前を見ろ


目指す先は

1つだけ