one - half

ごろん、と　草っ原に寝転んで

青い空を見上げた


白い雲は風の向くまま

羽ばたく鳥は気の向くまま

そこには " 自由 " という名の

限りない希望があった


体を起して見渡せば

いつもと変わらない日常


僕は立ち上がった






 

名もない1つの小さな花

一人ながめて微笑んだ


辛いよ　苦しいよ

でも　きっと

幸せなこと知ってるから


花の咲く意志の強さ


少し勇気を

わけてもらえた気がした






 

希望が唄えば

夢も唄う


2つの唄が重なる時


それはそれは

美しい宇宙が生まれる

与えられた夢で

生きていくことは悲しい


与えられた夢は

自分のものではない

自分の夢は自分で探せ

見つけたものは　きっと

輝いているから


与えられた夢で生きるのではなく

探しだした夢で生きろ

夢追い人を指さし笑う者

きっと　夢に泣く

夢追い人と共に泣く者

きっと　夢に笑う


夢をやめる背中

何よりダサく

夢を進む背中

何より美しい


希望を歌え

待って、待って、　と叫んでも

待ってはくれない

自分の手で　足で

掴むのさ　追いかけるのさ


ほら、


そこに立ってても

何も起きない

自分でどうにかするのさ


さあ、


思うように

自分のやり方で