one - half

ぼくがすきなもの


みえなくなってしまったんだ


なにをしてても


たのしいとおもえなくて


しあわせだとおもえなくて


でも


ぼくはかならずもってるから


すきなもの


もういちどさがしてみようときめたんだ

夢を想い

希望を想い

遠くを見つめる君の瞳


あふれる涙は

燦然と輝く星のよう


儚く散った星は

夜を舞う

からからに枯れて

からからと空っぽで

色の亡くなった星


最後に

綺麗な色彩を見たのがいつだったろう

記憶の彼方に忘れ去られた

この星の夢


生きる糧に飢えた星は

生きる術を失くしてしまった


別れさえも言葉にできず

彷徨う宛のない

悲しい星の果て

心には季節がある


夢が芽吹き

大輪の花を咲かせるために希望をたくわえ

そして寒い寒い冬を越して

夢が花開く


季節の中に

" 夢 " という希望が溢れている


誰もが信じてやまない

夢の花

Karan Koron


胸の中で

響く心地のいい音


Karan Koron


心の中で

何かが歩く足音


夢も希望も

私たちの " ここ " には

いつでも存在している


音をたてて

静かに　そして優しく


Karan Koron

何かが

" Bang ! "

と撃たれた音と


何かが

” Bung ! "

とはじけた音


きっと　みんなの

心の中に在る夢たちが

胸を叩いた合図


さぁ、行こう