one - half

君と僕が繋がった

貴方と私が繋がった


愛という優しい鎖で


強くはないさ

弱いものさ

想像の世界で

幻想の世界で

脆く儚く消えていく

愛の鎖


でも怖がらないで

きっと

神様は見ていてくれるから


春も夏も秋も冬も

この手を離さない

四季折々の色を

君と見ていこう


君と僕

貴方と私


ありがとう

この世に舞い落ちる

愛の量は決まっている


神様は無限には

愛という宝石を落としてはくれない

それがみなに届くかといえば

そうでもない


花弁のように

ひらひらと空から降ってきて

人は気付かないうちに

愛を受け取る


笑って　泣いて

泣いて　笑って

人はそうやって

愛を知る


ひらひら

今日も神様が愛を落としている

ひらひら

今日も人は気付かぬうちに

言葉にしなければ伝わらない

・・・伝わらなかった


何度後悔しただろう

想い続けても

声を上げて叫んでみても

君にはもう届かなくて


誰かからのそれを

君はもうもらっているのだろうか

僕からのそれを

君はもう忘れてしまっただろうか


それを

それは

それ、


僕の中から消えてしまいそうな

愛という名の雫

自分をさらけ出して

傷つくのをためらわないこと


自分を隠して

傷つけることをしないこと


そんなことは綺麗事で

さらけ出しても、傷つくんだったら

内に秘めて　心にしまって

もう二度と扉が開かないように鍵を締める


その扉の中がいっぱいになったら

どこか別の場所で整理をする


浮気だとか

距離だとか

煩わしいことばかりで

嫌になるけれど

やっぱり寂しくて愛に溺れる


愛がもらえる場所を

人はふらふらと彷徨い求める


私はもう行くよ

愛を探しに

君からの愛だけじゃあ

心は埋められないから

1週間だけだったけど

たった1週間

君と恋ができたことを

僕は嬉しく思うよ

幸せに思うよ


君とってこれっぽっちのことじゃなくたって

僕にとってはそれほどのことだったから


ありがとう

さようなら

どうしてなの


あなたはわたしがずっと待っているのに


ずっとずっと待っているのに


時間だけが過ぎていき


わたしのもとへはやってこない


ねぇ　どうしてなの


頬を赤く染め


甘酸っぱい刺激をわたしにはやく頂戴