one - half

だあれも　だあれも



　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕のことなんか知らないくせに




　　　　　世界の中に取り残すかのように




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　嘲笑っていたくせに

この空気が心地よくて

私はどうしても甘えてしまう


いけないとはわかっている

迷惑だともわかっている

ごめんなさい

でも、わたしは此処にいたいの


もう少し

もう少しだけ

私の気持ちの整理がつくまで

こんなにも君のことが好き

・・・わかんない

君のことは好きだけど

やっぱり " 好き " がわからない


他の人と違う

それはきっと絶対

でも " 特別 " の種類がわからない

友達？恋人？

長い間一緒にい過ぎて

気持ちが見えなくなってしまったのかな


自分が信じていたい関係を

自分が壊そうとしている


好き・・・

好き？

好き

困ったなぁ


こんな感情いらないのに

邪魔なだけなのに

やっぱり恋しくて


困った

ああ、困った


あなたのことが好きなのです

嫌われてもいい


たとえそれが僕のためにならなくても


たとえ君が僕のことを好きじゃなくても


僕は君のことが好きだから


それだけで　いいんだ

愛してる

死んでしまいたいほど

貴方のこと愛してる


だけど

そんな気持ちは

貴方に届く術を知らなくて

彷徨い続けた果てに

地へと堕ちていった


愛してた

生きていくことを見失うほど

貴方のこと愛してた