one - half

僕の足音は

この世の雑音に

全てかき消された


どこでも聴こえるような

何の特徴もない

つまらない音


僕は

僕にしかない

僕だけの音を奏でたい


いつかきっと

変わってみせる

夢を見ることが

悪いことだと

誰が言ったのか


そんな素敵なことを

どうして

僕らは生きる

ある一日の中で生きる

それは昨日でもあり

明日でもあり

今日でもある


今日が明日になれば

今日は昨日になる


人は生きる

止められない時の中で


1として同じ生き方はない

1として同じ時はない

1として同じ今日はない

そして始まる新しい生活


この淡い季節に

白い生活が彩られていく


今年もまた

想い出に溢れ

汚く　美しく

白は失われていく


君にも僕にも


A season full of hope begings .

僕は僕でしかなくて


君は君でしかなくて


夢は夢でしかなくて


そこに届くまでは

どんなに強く願っても

現実 ( リアル ) にはない


君も僕も

 

僕はただ

みんなに　舞台 ( ステージ ) に

愛されるお前に

嫉妬いていただけ


走り続ける背中を

追いかけることに必死で

追い抜く ・・・

いや　並ぶことすらできない自分が

死にたいほど悔しくて


純粋な気持ちを

失っていた


君の存在しない舞台 ( ステージ ) には

何もなかった


ただもう一度

君の舞台 ( ステージ ) に立ちたい