one - half

天が作りだした青


様々な青に変化する

二度と同じ青はない


平等に降り注ぐ青は

希望を運ぶ




 

夢を掴んだ少年が

前へと走り出した


その少年はいつか

上へと　高く


JUMPする






 

光を見つけてからずっと

走り続けてきた

転ぶこともあった

壁にぶつかり乗り越えた

傷だらけになった


そして　掴んだ

志してきた光をこの手に握りしめた


いつも先にあった光は

手の中にある

今　前を向く

・・・何も　ない


道を示した光はここにあり

これからどうすればいいのか

無気力に襲われた


何をすればいいのか

何を見ればいいのか

何を志せばいいのか


何処へ行けばいい？


いくら考えても　答えはなく

いくら待てども　応えもない

ただ

努力することをやめてしまったら

光はこの手から逃げていく


夢のあとに

光が輝き続ける理由

それはきっと　コタエ






 

みながまだ持っていない

たくさんの光

このBAGの中に


落ちていた光を

一つ一つ　拾い集めたら

こんなにも大きな

美しい希望になる


そのBAGは

きっと　みなが持っている


まだ　気付かないの ？






 

聞かせて欲しいのに

何も聴こえない

大切な何かが

啼く声が　聴こえない


あの時

私は逃げた

聴こえてくるものが

あまりに辛くて


今さら・・・

なんて都合がよすぎるのかな






 

夢を愛しても

夢に愛されなければ

どうすることもできない


手を伸ばし掴んだ枝は

藁でしかなかった


誰か