可愛いね、の一言が私を変えた
貴方が私を見るその眼が
なんだか恥ずかしくて
いつも目をそらしてしまう
頬を紅く染め
私はまるで少女戻ったかのよう
貴方はいつか
私のことを可愛いと言った
貴方はもう覚えてないかもしれないけど
私の中に走った痺れるような甘い刺激は
忘れることができない
貴方の眼をまっすぐに見れるようになる
その日まで
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me
目が私を見つめる
世界の目が
街の目が
人の目が
多数の目が私を見つめる
私を監視する
この街に
夢と希望なんてなく
私に
目指す場所などもなく
放浪と生きている
どこを目指せばいいのかも
どこで輝く欠片を見つければいいのかも
誰も教えてはくれなかった
知らないことばかりが増えていき
私は"守られる"という形の監視をされる
窮屈だ
出してくれ
私はもう自分の足で歩いて行ける
そう言っても誰も耳を貸してくれることはない
非情なな世界
非情な日常
cloudy day
もくもくと灰色が広がっている
ギラギラと眩しい塊は隠れて
広大に広がる青い地は染まっている
生きるもの総てが憂鬱そうに下を向き
トントンと生きている
時は進む
チクタクと針を進める
光に刺されている世界は
その鋭い刃がないと
生きている価値を見いだせない
痛みと苦しみ
曇りの日は
総てが灰色
破片
落ちていた光るもの
ふ、と
それに手を伸ばした
闇の中に光などなく
とても珍しく
心惹かれたから
でも
やっぱり僕にはダメみたいだ
その光るものは鋭い
夢の破片
華やかだった時代
あの頃は華やかだった
世界が
街が
人が
私が
キラキラしてて
ピカピカしてて
どうしてだろうか
もう輝きの欠片も見つけられなくて
私は真っ暗な中にいる
呼びかけても
掴んでも
何も何も
応えてはくれない
嗚呼 嗚呼
嗚呼 嗚呼
世界よ
時代よ
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